101食目 トリート with トリック フラペチーノ

顔を合わせた瞬間の店員の態度はいつも通り、ぷらっとやって来たイケメンではない男の“お一人様”客を差別する感じだった。

注文しようとした際に「店内利用しますか？」って聞いてくるのは、いかにも、“お前みたいなパッとしない奴に長居されたら店内のイメージがダサくなって困るから、とっとと去ってくれよ”というアピールであることは間違いないと思う。

ところが、これを頼んだ途端、店員は急に親切になり、「これ飲むの初めてですか？」と聞いてきた。

さらには、「パチパチするチョコレートの粒をトッピングでつけませんか？」とセールスしてきた上に、カスタマイズの仕方が出ているのでQRコードを読み取ってくださいとまで教えてくれた。

そして、一応、カスタマイズの仕方を紹介するサイトを見た上で、それを無視して、トッピングをのせて一口飲んでみた。

客差別の激しさで有名なスタバ店員がフレンドリーになってきた理由が分かった。

味がイマイチなんだよ。

だから、とっとと売り切りたかったんだね。

今までに自分が飲んだ（食べたか？）フラペチーノの中で一番まずいかもしれないな…。